2013年12月9日月曜日

産前に買ったもの/ベビーハンガー(赤ちゃん用ミニハンガー)


 出産前の準備品リストに載っていることは少ないが、赤ちゃん向けのベビーハンガーはとても便利である。

 このハンガー、当然だが新生児衣料のサイズにあわせて作られてるので、赤ちゃん服をかけるのがとても簡単。
 大人用ハンガーだと、洗濯のたびに地味な手間とストレスがかかることになると思うが、ベビーハンガーならばそれもない。

 わが家では、たまひよnetにて「たまひよ限定ミニハンガーセット」を購入した。「限定」といっても同様のハンガーはAmazonにも多数販売されている。お値段も手頃なものが多いので、買っておいて損はないと思う。

 この「たまひよ限定ミニハンガーセット」、使用していてなんの不満もないのだけれど、ひとつだけ「んんん?」と疑問に思うことがある。

 それは、ハンガーにあしらわれている謎のタヌキのようなキャラクターだ。
 下記写真を見てほしい。右がたまちゃん、左がひよちゃん、そして真ん中が謎のキャラクターだ。


 たまひよ公式サイトを見ても、このようなキャラはいない。たまちゃんとひよちゃんの中に、なぜこんなヘンテコなタヌキが混じっているのか理解できない。

 邪推だが、このベビーハンガーはメーカーのOEM商品かなんかであって、在庫として眠っている「たぬき君」をセットに入れさせてくれたら、仕入れ値お安くしときまっせ?みたいなことがあったんじゃないかと。

 たぬき君の件は完全な余談だが、便利です。ベビーハンガー。

2013年12月8日日曜日

産前に買ったもの/スタイ(よだれかけ)


 スタイとは、赤ちゃんのよだれかけのこと。出産前の準備品リストに入ることが多いが、わが家では産後・生後すぐにはほとんど必要性を感じなかった。

 本格的に必要性を感じはじめるのは生後3カ月頃から。この頃になると、口からたらりとよだれが落ち始め、油断していると口からほっぺからシーツまで、びしょびしょになっているケースがある。授乳中だけではなく、常にスタイが欠かせなくなるのだ。
 スタイは、妊娠祝い・出産祝いで人様からいただくケースも多いので、産前に用意するのは最低限の枚数にとどめ、出産後に用意をしてもいいと思う。

 アカチャンホンポWebサイトにある出産前の準備品リストには、このスタイの目安数として"3~5枚"とある。産後すぐならこの枚数でよいが、生後3カ月目以降はこれでは足りない。
 よだれの出が好調な時には、スタイを1日に2~3枚変えることもあるので、10枚程度のストックは持っておきたい。この程度の余裕があれば、洗濯が滞ってしまっても安心だろう。

 スタイ選びの留意点としては、やはり吸水性の高いものを選ぶようにしたい。薄手の生地のもの、吸水性の低いものは、あっという間にびしょぬれになる。厚手の綿のもの、タオル生地のものがおすすめだ。

 もし、時間に余裕がある妊婦さんならば、スタイを手作りするという手もある。わが妻は「オーガニックコットンのベビーこもの」という本を参考に、スタイをいくつか製作した。



 スタイの基本となる型紙は本書から引用し、そこにさまざまなアレンジを加えて製作する。以下、製作したもの。


 アメリカのアニメ「パワーパフガールズ」に登場する、タコのぬいぐるみ「オクティ」を模したスタイ。マヌケな表情のオクティが赤ちゃんの首に巻き付いているのを見ると、思わず爆笑してしまう。


 絵本「こねこのぴっち」に登場する主人公ぴっちを模写し、刺繍で仕上げたもの。


 赤ちゃんがリボンをつけている風に見えるスタイ。これも刺繍。

 私などは、妻の製作した新しいスタイが増えるたびに、出産に向けて少しづつ気分が高まっていったものである。この作業を通して、わが妻にも、母としての自覚が芽生えているのだろうな……と思うと、感慨深いものもあった。

 しかし、妻本人に聞いてみると、そのようなホームドラマじみた感慨は一切なく、ただひたすら黙々と作業をこなす、そんな感じだったようだ。産休中は暇すぎて他にすることがないんですって。

妻のコメント:せっせとスタイを作った日々が懐かしいものです。スタイ自体は簡単で、すぐに完成してしまうので、時間のかかる刺繍を施して暇をつぶしていました。

2013年12月2日月曜日

産前に買ったもの/ベッドバンパー・ベッドガード


 寝ている赤ちゃんが、ベビーベッドの柵に頭をぶつけても痛くないようにするのがベッドバンパー。ベッドガードともいう。
 わが家では、赤ちゃんのベビー布団セットを購入した際に、色・柄を統一するためあわせて購入をした(下記写真参照)。


 生まれて間もない新生児期には、ベッドの柵に頭をぶつけることを心配するほど赤ちゃんは動かない。しかし、生後3~4カ月になると、少し目を離している隙に、寝ている赤ちゃんが予想外の位置に移動していたりする。足や背中の筋力がついくるため、赤ちゃんの動向に注意が必要となってくるのがこの頃だ。

 6カ月を過ぎると、さらに用心が必要となる。ある晩のこと、赤ちゃんをいつもの通りベビーベッドの中央に寝かしつけたのだが、朝になると赤ちゃんはベットの上端に移動していて、ベットの柵に頭がピタリとくっついていたのだ。

 この一件以来、わが家では赤ちゃんをベットのかなり下端に寝かしつけることにしている。事情を知らない人が見たら「赤ちゃんを変な位置に寝かしているんですね……」と訝しがると思うが、このぐらいに配置しておくぐらいがちょうどいいのだ。翌朝にはベッド中央のベストポジションに移動しており、ニコニコしている。

 赤ちゃんが活発に動き出すのは、産後3~4カ月目以降のことだが、ある日を境に突如として活動を始めるので、ベッドバンパー(ベッドガード)は産前から用意しておくのが無難だろう。

妻のコメント:ベッドバンパーは三方向を囲むタイプが多いのですが、赤ちゃんから部屋の様子が見えないのと、柵の上げ下げがしにくいので、写真のようにたたんで使っています。

2013年11月30日土曜日

産前に買ったもの/生後2ヶ月までの肌着&衣類

  育児未経験の夫婦にとって、準備に若干の戸惑いを覚えるものが、赤ちゃんの衣類だろう。出産前の準備品として、どの書籍にも衣類は必ずリストアップされているが、不可解なのはその種類と名称だ。

 まず、肌着と称するものに「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」「ボディスーツ」と、いきなり4種類もあって面食らう。次いで、肌着の上に着衣する衣服も難解だ。「2WAYオール」「カバーオール」「ショートオール」「ロンパース」「ベビードレス」etc。「カバーオール」と「ロンパース」にいたっては、ほとんど同じ形状だったりするのに名前は違うので、もうワケがわからない。

 それぞれの使いわけも不明ならば、それぞれ何枚程度必要になるのか、初めての子どもを持つ夫婦には想像が難しい。また、子どもの生まれる季節によっても変わるので、衣服選びはさらに混迷する。

 アカチャンホンポWebサイトには、このような夫婦のために「出産準備品リスト」が用意されているが、本当にこんなに衣服が必要となるのか判断ができない。不要なものまで買ってしまうのではないか?という疑念もあったりで、衣類購入はいよいよ難しく思える。

 結局わが家では、Webで情報を収集しながら、独自の調達を試みることにした。下記の記録は、産後から2カ月の間と限定し、また、赤ちゃんの生まれた季節は春・夏である、という前提でお読みいただきたい。


短肌着


 わが家の娘は4月生まれだが、夏前まではこの「短肌着」に、後述する「コンビ肌着」ないしは「2WAYオール」を重ね着して過ごすケースがほとんどだった。大人は衣服やパジャマの下に肌着としてTシャツを着るが、この短肌着は赤ちゃんにおけるTシャツのようなもの、と理解するとわかりやすいのかも。

 ほぼ毎日使用するものなので、5枚は欲しい。


長肌着

「短肌着」を足元まで伸ばしたものが「長肌着」。簡単にはだけるので、オムツ替えなどのお世話には向いていると思う。でも、「長肌気」は「コンビ肌着」にて代替可能なので、わが家では必要性を感じなかった。

 人様からのいただき物で「長肌着」を何着か保有していたが、着用するケースはほとんどなかった。思い切って「長肌着」は不要、と言ってしまおう。


コンビ肌着


 「長肌着」の裾が二股にわかれたものが「コンビ肌着」。足に沿うラインでボタンを止められるので、赤ちゃんの足が動き出すようになっても裾がはだけることがない。「長肌着」に比べてオムツ替えにほんの少し手間がかかるが、ほとんど気にならないレベルだろう。

 わが家では、「短肌着」の上に「コンビ肌着」を重ね着するのが定番で、室内ではこの組み合わせで十分気持ちよさそうに過ごしていた。

 これはほぼ毎日着るので、5枚は必須。


ボディスーツ


 頭からスポッとかぶるタイプの肌着。「短肌着」や「長肌着」に比べると、着させるのが結構大変。生後まもない時期は、あえて「ボディスーツ」を着用させなくてもいいのではないかという気もする。

 生後2カ月までは、ボディスーツは不要、とする(あっても困らないけど)。


2WAYオール


 前述の「コンビ肌着」に近い形態だが、こちらは肌着の上に着る衣服として作られている。そのため、「コンビ肌着」より生地が厚く、なによりデザイン性に富んでいるので着せていて楽しい。

 生後から2、3カ月まで、赤ちゃんを外出させない予定であれば「短肌着」&「コンビ肌着」の重ね着だけでも十分事足りると思うが、外出や、思い出づくりのための記念撮影を考えると、かわいいデザインの「2WAYオール」を3枚くらいは購入しておきたい。

 写真の通り、生まれて間もない頃は筒型で着用、足が動くようになってからはスボン型にして着ることができる。


ロンパース(カバーオール)


 「2WAYオール」と違って、もう少し体にフィットするタイプの衣服。使いわけとしては、「2WAYオール」を来ていた子が、もう少し成長したら「ロンパース」を着る、といったイメージか。写真左のように、頭からスポッとかぶせて着させるタイプのものは着脱が結構大変。「2WAYオール」があれば、生後2、3カ月はあえて着せなくてもいいのではないかと思う。十分代替できる。

 しかし、ぴったりとしたシルエットのロンパースを着た赤ちゃんは超絶に可愛いので、気に入ったデザインのものがあれば、1着程度はもっておいてもいいのではないだろうか。


ベビードレス


 これは完全におめかし着で、わが家では退院の時と、お宮詣りの時に着用した。普段着ることはめったにない。記念に写真を残しておきたいご家族ならば、1着は持っておきたい。


まとめ

以上が、わが家での経験にもとづく、必要最低限にしぼった、赤ちゃんの衣服リストである。

 ここまでいろいろと細かく書いたが、最後のまとめとして、わが妻による、産前からの赤ちゃん衣類準備に関する留意点を二つあげておきたいと思う。

ポイント1:あんまり心配しすぎない

はじめての子どもの場合、書籍やWebに書いてあるリスト通りに衣服を用意しておかないと、何か困ることがあるのではないか?と不安が先に立つと思う。しかし結局のところ、赤ちゃんが寒い思いさえしなければ、衣服はなんだっていいと思う。あまり細部にこだわり過ぎずに、割りきって買ってしまうのがよい。

ポイント2:産前の衣服準備は、生後2カ月くらいまでをメドに

これはわが家の失敗談。わが娘は予想以上に成長が早かったため、産前にあらかじめ買っておいた冬物が、冬が来る前にもう着れなくなってしまったことがある。
 赤ちゃんの成長スピードは読めないし、また、産後にいろいろと状況が変わることもあると思うので、産前に用意する衣類は、生後2カ月までにとどめておいた方がよいと思う。

 今ならネット通販でたいていのものが揃うので、赤ちゃんとの新生活の様子をみながら、必要なものを都度、チョコチョコと買い足していくのがよいのではないだろうか。

妻のコメント:買い物は専らネット通販ですが、サイズ表記が同じでも、商品によってサイズ感が違うので、ピッタリサイズを買うべきか、1つ大きいサイズを買うべきか、毎回大変に悩みます。

2013年11月29日金曜日

産前に買ったもの/ベビーベッド


 ベビーベッドについては、購入するかレンタルにするか迷っていた頃、ちょうど運良く譲っていただける人がいたため、わが家では購入していない。

 譲っていただいたのは、アップリカ社製のかなりゴツイつくりのベビーベッド。わが家に辿り着くまで、計4人のお子さまがこのベッドで育ったというから、かなりしっかりと作られている、物持ちのいいベッドだ。

 自腹で購入しておらず、比較検討のプロセスもなかったので、ベビーベッドについてはあまり多くを語れないのだが、一点だけ、すべての人に共通してご注意いただきたいことがある。

 それは、カビである。

 わが家ではベッド上にマットを敷いて利用していた。ある日、マットを洗濯しようとめくりあげると、マットの裏側に、赤ちゃんの体の形にあわせたように黒いカビが生えてしまっていたのだ。


 上記写真の通り、ベットの板敷きには丸い穴が開いており通気性は考慮されているものの、普通の大人用ベットに比べると湿気がこもりやすいのだろう。
 わが家の寝室は、それほど湿気が多い部屋ではないので、湿気の原因はあきらかに赤ちゃんの寝汗だと思われる。赤ちゃんは大人の2~3倍も汗をかくともいうし。

 この一件以来、わが家では赤ちゃんが目覚めた後、日中はマットをベットから外して湿気がこもらないようにしている。シーツをこまめに交換することはもちろんである。

 カビ菌は大人でも健康を害する可能性のあるものだから、か弱い赤ちゃんであればなおさらだ。ベッドの敷物は意外に盲点になりやすいので、ご注意されたい。

妻のコメント:赤ちゃんが起きてすぐのマット裏は、驚くほどしっとりしていました。黒カビの点々は洗っても落ちないので、もしカビたら諦めて捨てましょう。

2013年11月28日木曜日

産前に買ったもの/哺乳瓶セット


 妻は妊娠中、わが子を母乳で育てようと考えていたらしい。よくいわれる母乳育児のメリットに惹かれて、というよりも、ミルク育児のメンドくささが勝ったそうである。

 しかし、順調に母乳が出てくれるかどうかは、産前には当然わからない。万が一のお乳トラブルにも備えて、哺乳瓶セットを購入しておいた。

 哺乳瓶にはプラスチック製、ガラス製など種類がある。それぞれにメリット・デメリットあるが、わが家の判断基準はやっぱり"メンドくさくない"こと、であった。そこで、哺乳瓶の消毒など、お手入れの手間を減らすため、電子レンジで簡単に消毒できるガラス製の哺乳瓶を採用する。

 粉ミルクについても同様で、スプーンで毎回計量するのはメンドくさい。漏斗をつかってこぼさぬように哺乳瓶に入れるのは、想像しただけでもメンドくさい。だから、あらかじめ必要量が計ってあり、哺乳瓶にダイレクトに入れられるスティックタイプの粉ミルク(わが家は「はいはい」)を採用した。

 さて、出産後であるが、わが妻は幸いなことにお乳がモリモリと出た。赤ちゃんも、見ているこちらが気持ちよくなるくらい、ゴクゴクとお乳を飲んでくれる。ミルクが必要となる機会はほとんどない。

 わが娘は現在7カ月になるが、結局、ミルクが登板したのは計5回くらい。いずれも、妻が通院などで外出し、私が子守りを受け持つケースであった。

 最初はほんの一瞬、哺乳瓶に若干のとまどいを見せたわが娘であったが、すぐに慣れ、これまた見ているこちらの胸がすくぐらい、ゴクリゴクリと気持よくミルクを飲んでくれる。
 普段は妻の乳房に顔をうずめているため、赤ちゃんの顔は見えないのだが、哺乳瓶であると一生懸命に乳首を吸う顔がまる見えである。なんとまあ可愛いのだろう。

 というわけで、ミルクにほとんど苦労をした記憶がないので、この哺乳瓶についても良し悪しをあまり語れないが、とくに不満なく使用できているのは確かである。洗浄・消毒についても同様である。combiの消毒ケースに哺乳瓶を入れ、あとはレンジでチーンなので、誠にラクチン。

 哺乳瓶のレンジ消毒&スティックタイプの粉ミルクの組み合わせは、ものぐさのわが家にとってベストチョイスであったと思う。

妻のコメント:哺乳瓶はもっぱら夫が使うので、使い勝手のほどは不明ですが、デザインが気に入っています。保温ポーチも可愛くて、セットで買いましたが、出番はまだです。


2013年11月27日水曜日

産前に買ったもの/おむつ専用のゴミ箱


 おむつは産前に用意しておきたい必須アイテムだが、このおむつをどこにどうやって捨てるかも、産前のうちに考えておきたい。

 生まれて間もない新生児期には、一日におよそ10回はおむつ交換のタイミングが発生する。普通のゴミ箱に捨てていたら、あっという間におむつでいっぱいになってしまうので、日常生活のゴミが捨てられなくなるだろう。
 また、新生児期のウンコさんはほとんど臭わないからいいが、やがて離乳食が始まりだすと、すぐに大人と遜色のない立派なものが出始める。残念ながら臭いも大人なので、やはりおむつ専用のゴミ箱が必要となる。

 わが家ではアカチャンホンポにて比較検討ののち、アップリカ製「におわなくてポイ」を購入した。なんと潔いネーミングだろうか。

 このゴミ箱には密閉用のフタがついていて、捨てるときはこのフタを押し開けるようにポイっとやる。捨てた後にはフタが元にもどり密閉され、臭いがもれない仕組みになっている。


 おむつは最終的に、キャンディの包み紙を作るようにしてビニール袋で密閉して捨てることができる。一度、ゴミを捨ててみるとわかるのだが、思わず感心してしまうほど、よく考えて作られている優れたゴミ箱だ。


 上記左の写真にあるように、おむつ一つ一つをビニールに包むゴミ箱もあるのだが、このタイプは少し場所をとる。「におわなくてポイ」なら小ぶりな作りなので、トイレにも無理なく置くことができる。


 上記はわが家での使用例だが、このとおりマンションのトイレにも圧迫感なくすっぽりと収まる。いくらわが子のおむつとはいえ、居間やリビングに使用済みおむつゴミ箱があるのは気になるので、このようにトイレにおけるのは、心理的にすごくいい。

妻のコメント:おむつを捨てるときに、フタをあけると、やっぱりちょっとにおいます。


2013年11月26日火曜日

産前に買ったもの/空気式のベビーバス


 退院したその日から、すぐに始まるのが赤ちゃんのお風呂。ゆえに、出産前の準備リストにも、このベビーバスが必ず登場する。

 わが家では、アカチャンホンポの実店舗で、いくつかの製品実物を見ながら検討した。クマのプーさんがあしらわれたキャラクターものや、プラスチック製のベビーバスもあったが、最終的にこの「リッチェル ふかふか ベビーバスグリーン」を選んだ。

 空気を入れて使うビニール製なので、ふかふかと赤ちゃんに優しいだろうということに加え、余計な装飾のない質実剛健な感じが気に入った。他の製品に比べて特にツッコミどころがなかった、というのが選定の決め手だ。

 娘はわが家の第一子なので、生後まもない頃は普通に抱き上げるだけでも不安だったが、こんなにか弱い小さい生きものを、いきなりお風呂に入れねばならんのか!と初お風呂の重責を担った私は大変不安であった。このベビーバスは、そんな父親の心配に配慮した親切設計がなされている。

 赤ちゃんが溺れないよう、お湯を張る上限のところに安全ラインが引かれてあるし、万が一のずり落ち防止として、お股のところにお尻をひっかけるストッパーもついている。
 おっかなびっくりのお風呂入れは、慣れるまでに一週間程度はかかったが、このベビーバスの親切設計にはずいぶん助けられた。パッケージ記載のセールスコピー「新米パパ&ママでもラクチン!」に偽りはないと思う。

 Amazonレビューでは「空気が抜ける」という評価がチラホラ散見されるが、わが家では初回と、その後一回空気を入れただけ。空気の持ちはそこそこ良いと思う。

 ビニール製なのでとても軽く、使用後の洗浄、乾燥も苦にならない。台所の大きいご家庭では、シンクにベビーバスをおいて赤ちゃんをお風呂に入れることもあるようだが、なるほどこの軽さならそれも可能だ(ちなみにわが家ではお風呂場で使用)。

 うちの娘は成長が早かったので、生後3カ月で早くもこのベビーバスが狭く感じられるようになり、その役目を終えた。4カ月目からは大人といっしょに浴槽に浸かっている。

 ベビーバスとは短い間のお付き合いになるので、本品ぐらいの価格と機能もので、使い捨てと割りきって使うぐらいで十分ではないだろうか。

妻のコメント:夫は気づいていなかったようですが、溝がたくさんあるので、水はけが悪く、水垢の掃除がちょっと大変でした。

2013年11月25日月曜日

産前に買ったもの/ベビー布団セット


 赤ちゃんが使うベビー布団セットには、6点セット、8点セット、豪華10点セット、などいろいろな種類があって、どれを購入すべきか迷うケースも多いと思う。

 妻によると、わが家の場合、購入にそれほど迷いはなかったようだ。妻の「赤ちゃんの布団セットに関する基本方針」が以下のとおり定められているからであった。

  1. 敷布団は洗いやすいマットタイプにする
  2. 敷布団とシーツは2セット以上用意する

 まず基本方針1.について。嘔吐やおもらしなどで、赤ちゃんが布団を汚してしまうケースが容易に想像できたので、敷布団は洗濯機で簡単に洗えて干せるタイプにしたかった。そこで、通常の敷布団は選定から除外し、洗って干せる敷マットタイプのものを選ぶことにした。

 基本方針2.についても同様。嘔吐やおもらしで布団が汚れた場合、洗濯中の代替が必要となるので、敷マットとシーツは2つ以上のセットを揃えることとした。

 以上の条件を満たすベビー布団セットを探すと、候補はいくつかに絞られてくる。わが家が購入したものは、最初から敷マットが2つ入っており、かつデザインが可愛い、ソレイアードのベビー布団セットに決めた。なお、このセットにはシーツがひとつしかついていないので、シーツは単品でひとつ追加購入をしている。

ソレイアード BONNE NUIT ベビーふとんセット(Newクリーンくるマット) 4241
  1. 掛けふとん
  2. 掛けふとんカバー
  3. 敷マット1
  4. 敷マット2
  5. 敷マット用シーツ
  6. まくら
  7. まくらカバー
  8. キルトケット(簡易的な敷物?)


baby.e-sleep(ベビーイースリープ) ベビーフィットシーツ(オーガニックコットン) 70×120cm



 下記写真がわが家での使用例。生後2週目のころの写真。ちなみに、わが家の猫さまは赤ちゃんに一切危害を加えないので、ご安心あれ。


 なお、妻の「赤ちゃんの布団セットに関する基本方針」は、フクチマミ著作「妊娠・出産の予習BOOK」がヒントとなっている。
 この本は、タイトルが示す通り、出産に関する準備事項が、お金・病院・手続き・出産方法・赤ちゃんグッズなど網羅的に押さえられており、ベビー布団の選定についても言及がある(76,77p)。全編マンガで構成されているので、出産準備のとっかかりとしては最適な本。おすすめ。



妻のコメント:買い足したシーツは、肌に優しいものをと、オーガニックコットンを選んだ。実物は若干ゴワゴワして固めで失敗。

2013年11月24日日曜日

産前に買ったもの/赤ちゃんのおしりふき


 出産前の準備品リストに、必ずリストアップされるド定番品が「赤ちゃんのおしりふき」。退院直後からすぐに使うことになるので、これは絶対にマストアイテムといえる。

 妻は、リクルートのECサイト「赤すぐ」が用意している「入院・出産準備アイテムリスト」から、おしりふきを含む諸アイテムをもろもろ購入した。どうせ消耗品だし、気に入らなければ別ブランドのおしりふきにすぐ乗り換えればいいか、という軽いノリで60枚×16パックを発注。

 そして届いた「赤すぐ」ブランドのおしりふき、使ってみると特に悪い点は見当たらず、十分に使い続けてもよいレベルだったが、困った点が二つだけあった。
 「赤すぐ」で注文をすると、送料がかかる上に、到着までに結構な時間がかかるのだ。「赤すぐ」サイトによると、送料無料は「5,250円以上の購入から」であり、注文から配送まで「1週間から10日前後」かかるとある(※2013年11月24日現在)。

 Amazonの送料無料・翌日到着になれてしまったわが家としては、同じクオリティのものがAmazonで手に入るなら、そちらから買いたいのが正直なところ。
 そこでいろいろ調べてみると、「赤すぐ」ブランドのおしりふきはOEM商品であり、レック株式会社の製品であることがわかった。この製造元でAmazon検索をかけると、同社製のおしりふきがすぐに見つかる。それが、下記の商品群である。



 注文してみると、「赤すぐ」ブランドのものと使用感はまったく一緒。そして、当然ながら製造メーカー直販の方が単価も安い。おまけに、Amazon購入なら送料無料・即日配送だから、「赤すぐ」ブランドのものを使い続ける理由は一切なくなってしまった。以後、Amazonからレック社製のおしりふきをリピート購入し続けている。

 退院から間もない新生児期には、ウンコさんもよく出る(おしっこの度に少量のウンコも一緒に出る)ので、おしりふきを2日で1パックを使い切ってしまうペースだった。使う量の加減も最初のうちはわからないので、初回購入で大量発注しておいて困ることはない。どうせすぐになくなるし。

 娘は現在7カ月目だが、いま使っているおしりふきは「厚手」タイプのもの。これだとゆるゆるのウンコさんでも手につく心配はない。しかし、「厚手」という記載がないタイプのものだと、シートにウンコさんが染みて手につく、というネット上の評価が多いようなので、注意されたい。

 余談だが、おしりふきは何故みんな「成分の99.9%が水」を売りにしているのか、疑問だったので調べたことがある。赤ちゃんの肌は敏感なので、少量の薬品でかぶれてしまうことがあるらしい。したがって、おしりふきも純水に近い成分でできており、ノンアルコールなど刺激の少ないものの方がよいらしいのだ。

 わが娘は、レック社製のおしりふきをずっと使い続けているが、幸いにもかぶれたことは一度もない。生まれてこの方、特に不満などなくずっと使い続けているので、おそらく今後も、Amazonでハコ買いを続けるものと思われる。わが家の定番おしりふきだ。

妻のコメント:「赤すぐ」おしりふきはパッケージが可愛い点が気に入っていたのですが、人前で使うシチュエーションもなさそうなので、可愛さについては諦めました。

2013年11月23日土曜日

産前に買ったもの/ペットボトルストロー


  いくつかの本に、出産時のおススメアイテムとして、ペットボトルストローがあげられていた。産前のマタニティクラスでも助産師さんにおススメされた記憶がある。購入後、しばらく活躍の機会はないが、出産前後にはかなり重宝するアイテムだった。

 初おろしは、陣痛の間隔が10分に1度となり、病院へのタクシー手配を済ませたあと。いよいよペットボトルストローを開封し、スポーツドリンクに装着する。
 人生の一大事の向けて、こういう小物にもちゃんと気を使って周到に用意をしてるんだもんねー!わはは!という心の余裕を演出するには、ペットボトルストローはまことにお誂えのよいアイテムだ。

 陣痛が本格化するまで、病室にて6時間ほど待機。すでに妻の体には未知の痛みが定期的にギリギリと訪れている。早速、ペットボトルストローで給水を実施。ベットから体をおこすのもツラい状態だから、寝ながらの水分補給にはとても便利。

 やがて分娩室に移動。大きな陣痛が波のように定期的にやってくる。妻はその波がおさまるたび、助産師さんから手渡されるペットボトルで水分補給をしていたそうだ。給水には、冷静さを取り戻してくれる効果もあるようで、ここでもペットボトルストローは大活躍する。

 出産を終えたあとは、一週間は満足に動けずヨボヨボ状態でベットに寝ているため、ペットボトルストローは産後にも役立つ。用意を忘れてしまっても、致命的なことにはならないが、いると本当に安心できるやつ、それがペットボトルストローなのだ。

 ここまでの実用性があってわずか300円程度なのだから、安心を買っておく意味でもお薦めしたい。Amazonレビューには、逆流する、壊れやすい、などのマイナスコメントもあるが、短期間の利用ではまったく不便はなかった。出産時だけの使い捨てアイテムと割り切れば、ぜひとも手元に置いておきたい出産準備品である。

妻のコメント:パッケージにお手入れ方法など書かれていましたが、退院後に使うシーンが思い当たらず、面倒になって捨てました。

2013年5月15日水曜日

世田谷区「赤ちゃん訪問」がやってきた/生後29日・0か月目


 日齢29日、週齢4週、月齢0ヶ月目。

 世田谷区では、生後4ヶ月までの赤ちゃんがいる家庭を訪問する、通称「赤ちゃん訪問」というサービスを行っている。

乳児期家庭訪問
原則として生後4か月まですべての乳児のいる家庭を、保健師または乳児期家庭訪問指導員(助産師等)が訪問し、育児、発育、栄養、疾病予防などの助言をしています。
世田谷区ホームページより

 母子手帳に添付されているハガキを郵送すると、世田谷区から電話連絡があり、訪問日の日程調整をしてくれる。

 当日やってきたのは、人の良さそうなごくごく普通のおばさま(妻談)。設問にそった母親のメンタルチェック、赤ちゃんの体重測定、育児に関するQ&Aなどを行い、およそ1時間程度の訪問。

 わが妻は、困ったことはだいたいWebでしらべて自己解決しており、比較的順調な育児状況であったため、赤ちゃん訪問については特に感慨もなく淡々と進行した模様である。

 幸いなことに、わが家では「赤ちゃん訪問」にそこまでの切実なニーズはなかったが、虐待死の約6割が0歳児であり、そのうち約8割が月齢3ヶ月未満の赤ちゃんである現状を鑑みると、この「赤ちゃん訪問」サービスには十分意義があるものと思う。

 以下に続く引用はすべて、厚生労働省『子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(平成22年7月)』からのもの。

死亡した子どもの年齢は、判明しているものでみると、心中以外の事例では、0歳が39 人(59.1%)、1歳と2歳が4人(6.1%)、3歳が3人(4.5%)であり、0歳が半数以上を占めていた。(3P)

0歳児の死亡事例は、心中以外の事例では 39人で、心中事例では7人であった。0歳児を月齢別にみると、心中以外の事例は、0か月が 26人(66.7%)、1か月が1人(2.6%)、2か月が2人(5.1%)で、3か月未満が 74.4%を占めていた。(40P)

主な虐待の種類は、判明しているものでみると、心中以外の事例では、「身体的虐待」が 44 人(78.6%)、「ネグレクト」が 12 人(21.4%)で身体的虐待が7割以上を占めており、身体的虐待が最も多い傾向は変わらなかった。 (4P)

加害の動機は、判明しているものでみると、心中以外の事例では、「しつけのつもり」が10人(22.7%)と最も多く、次いで「子どもの存在の拒否・否定」が8人(11.9%)、「泣きやまないことにいらだったため」が5人(11.4%)であった。 (7P)

 上記データからも推測できるように、世田谷区「赤ちゃん訪問」は子供の虐待死を未然に防ぐ目的で提供されおり、世田谷区の出産・育児への力の入れようがうかがえる。

2013年5月2日木曜日

しゃっくりが止まらない/生後16日・0ヶ月目


 日齢16日、週齢2週、月齢0ヶ月目。

 生まれて間もない赤ちゃんは結構な頻度でしゃっくりをする。

 「ひゃっ、ひゃっ」と可愛い音を出しながら体を揺らし、数分もするといつの間にか終わっていることが多いのだが、この日はいつまでたってもしゃっくりが止まらない。

 心配になってWebをいろいろと検索すると、やはり赤ちゃんは、特に生まれたばかりの新生児だと、頻繁にしゃっくりをするものらしい。

 そして決まって書いてあることは「赤ちゃんのしゃっくりは別に苦しくないので、心配しなくても大丈夫です」のひとことである。

 「あなたは赤ちゃんでもないのに、どうして赤ちゃんのしゃっくりは苦しくないと言い切れるのか!」というモヤモヤした疑問は残るが、結局この日のしゃっくりもいつの間にか収束。

 そして、次の日もまた次の日も「ひゃっ、ひゃっ」としゃっくりが断続的に発生するので、次第にしゃっくり問題はもうどうでもよくなってしまった。

2013年4月27日土曜日

新生児湿疹が出はじめる/生後11日・0か月目


 日齢11日、週齢1週、月齢0ヶ月目。

 生まれたときから、口のまわり、眉毛のあたりに、白い小さなポツポツがあった。生後12日目ごろには、これとはまた別種の、赤く小さな湿疹が、右の頬、口やあごまわりに認められるようになる。

 ネットを検索すると、赤ちゃんにできるこのような湿疹は「新生児湿疹」「乳児湿疹」とよばれるらしい。正確には「脂漏性湿疹」などさらに細分化できるようだが、だいたいが「乳児湿疹」と表記されている。
 うちの子の湿疹を十把一絡げに、「乳児湿疹」でかたづけてくれるなよ!とも思うが、どうもそういうことになっているらしい。

 妻によると、ネット界隈における乳児湿疹の主な対策は以下の通り。

 「清潔を保つ」
 「石けんで洗い、保湿をする」
 「病院でステロイドを処方してもらう」
 「母乳に原因があるので、母親の油脂、卵、牛乳の摂取を控える」

 いろいろな対策が見られたが、清潔にしさえすれば「時期がくれば治る」という意見が多数であった。結局わが家では、これまでどおりに石けんでの洗浄、乳液での保湿を行い、しばらくは様子を見る、という結論にいたった。

 うちの赤ちゃん、他の子と比べてどうなの?と、わが子の成長に不安を感じる親の気持ちを垣間見た一日であった。

2013年4月25日木曜日

へその緒が取れる/生後9日・0か月目


 日齢9日、週齢1週、月齢0ヶ月目。

 ベビーベッドで眠る赤ちゃん。その脇に、謎の黒い物体が落ちている。

 「えっ!?虫かっ!?」
 妻には戦慄が走ったというが、よく見ると、へその緒だった。

 へそには生後からずっと、プルーン大のへその緒のなごりがあったが、この日それがポロリと落ちた。へその緒ってこんな風に取れるのだ。

 なんとなく捨てるに捨てられず、出産時に切り出したへその緒といっしょに、桐の箱にしまっている。

2013年4月23日火曜日

生後1週目の生活スケジュール/生後7日・0ヶ月目

 日齢7日、週齢1週、月齢0ヶ月目。

 妻は産後の入院中に、赤ちゃんへのお乳やりやおむつ替えのタイミングを書き留めるよう指示を受けていた。助産師さんや保育士さんが、赤ちゃんのお世話状況を確認できるようにするためのものだ。

 この習慣は退院後もつづいて、妻は「ベビカレ」という育児記録アプリで、生後6ヶ月ごろまでの生活リズムをつぶさに記録しつづけていた。

 以下は生後7日目のわが娘の生活リズムである。

生後7日目の生活スケジュール
朝6時
7時おしっこ・うんち
8時お乳
9時うんち
10時おしっこ
11時
12時
昼・夜1時おしっこ・うんち
2時お乳
3時お乳おしっこ・うんち
4時お乳おしっこ・うんち
5時おしっこ・うんち
6時お乳
7時
8時お乳
9時
10時お風呂
11時お乳おしっこ
深夜0時
1時お乳
2時お乳
3時お乳
4時お乳おしっこ・うんち
5時

 この頃の赤ちゃんは昼夜を問わず、眠っては泣いて、泣いては起きて、おっぱい飲んではまた眠るの繰り返しだ。おっぱい、おむつ、お風呂以外はずーっと寝ている。

 こんなリズムに付き合わされたら妻もさぞ大変だろうと思いきや、産後は母体のホルモンバランスが通常と変わり、あまり眠くならない体のしくみになるのだそうだ。

 赤ちゃんは毎日ひたすら乳を飲み、栄養をぐんぐんと蓄えていく。
 人間の体って本当によくできている。

2013年4月22日月曜日

はじめてのおふろ/生後6日・0ヶ月目


 日齢6日、週齢0週、月齢0ヶ月目。

 退院したその日から、赤ちゃんの沐浴がはじまる。

 わが家でははじめてのお風呂に備えて、産前にナチュラルサイエンスのベビースキンケアセットを購入していた。ボディシャンプー、ヘアシャンプー、ローションなどがセットになっているのだが、この中に「すこやか肌を育てるスキンケア入浴法」なるDVDがついている。

 産婦人科での沐浴の模様をおさめた15分程度の映像である。はじめての沐浴を前に予習をすべく妻と鑑賞したが、そのワイルドすぎる沐浴は衝撃的であった。

 映像に登場する助産師さんは、非常に手慣れた様子で赤ちゃんを抱き、お湯につけ、わしゃわしゃと洗いはじめる。
 目が閉じていようが開いていようがお構いなく、赤ちゃんの頭からお湯をビシャーっとかける。「耳に水が入っても大丈夫です。なぜなら赤ちゃんはずっと羊水の中にいたのですから。」とナレーションがフォロー。
 お風呂あがりには、これでもかとばかりに大量のベビーローションを体にぬりたくって、はい一丁あがり~。

 まるで芋でも洗うかのごとくである。
 赤ちゃんのお風呂ってこんなに手荒くても大丈夫なの!?

 さて、いざ沐浴実践。さすがに映像の助産師さんほど荒々しくはできないが、あそこまでワイルドに洗っても赤ちゃんは壊れないのだ、と思うと若干気は楽である。
 しかし、お湯の温度や湯量、赤ちゃんの表情などを気にしながら、首のすわらないやわらか赤ちゃんをお風呂に入れるのはかなりのマルチタスク。難易度が高い。
 とくに、まだふにゃふにゃしている頭蓋骨をシャンプーする工程では、「え?え?いいの!?ほんとにいいの!?これ!?」と妻に何回も確認してしまった。

 かなりおっかなびっくりではあったが、はじめての沐浴はなんとか終了。しかし、湯上がり後の手際が悪かったようで、赤ちゃんは寒そうにプルプルと震えながら「あうううう」とあえいでいた。

 おおおごめんねわが娘よ。
 明日からおとうちゃん、もっとうまくお風呂に入れてあげるからね。

2013年4月21日日曜日

退院/生後5日・0ヶ月目


 日齢5日、週齢0週、月齢0ヶ月目。

 入院出産から6日目。母子ともに経過順調につき、退院となる。

 出産のだいぶ前から、退院の日には病院の外で記念撮影をしようと夫婦で話あっていた。
 病院の敷地内には立派な桜の木がある。出産予定日の4月10日には、さぞ美しい桜吹雪が見られるだろから、この子の名前の由来でもある桜の木の下で、家族みんなで記念写真を撮ろうと思ったのだ。
 そのため、少し特別なベビードレスを発注し、わざわざ一眼レフまで持参して、私達夫婦は退院にのぞんだ。

 しかし、用意していたドレスは付属の帽子がぶかぶかで、せっかくの顔が隠れてしまう。帽子はあきらめ、白いレースの綺麗なおくるみに包んだが、退院当日は日曜日、お世話になった助産師さんたちは誰もおらず、レースを見せびらかす相手もいない。
 さらに、この年は例年に比べ桜の開花が早かったため、退院時には桜の花など見る影もない。散り散りになった花びらがアスファルトにへばりつくのみ。
 そしてトドメを刺すかのごとく、比較的強い勢いの、雨、雨、雨。
 
 事前の計画がなにひとつ実現しない、残念な退院であったが、腕の中ですやすやと眠る小さい生き物を見ていると、そんな瑣末な出来事がどうでもよくなるくらい、嬉しい気持ちになったのをよく覚えている。

 さて、子供を連れてはじめての帰宅。
 わが家では猫を一匹飼っているが、この猫ちゃんが赤ちゃんに対しどのような反応を示すのかは、興味津々であった。

 ひっかく、かじる、上に乗っかる、などの挙動を心配していたが、それは杞憂であった。猫ちゃんは、少し離れたところから、じーっと赤ちゃんを観察している。元々、攻撃的ではなく、おとなしい、どちらかというと臆病な性格の猫であったので、予想どおりの反応ではある。

 猫は、出産前と特に変わることなく、一週間ぶりに帰ってきた妻に、喉をごろごろとならしながら甘えていた。

2013年4月19日金曜日

目があいた/生後3日・0か月目


 日齢3日、週齢0週、月齢0ヶ月目。

 生後から早くも3日が過ぎた。お産のため入院した病院は、母子同室方式をとっており、赤ちゃんは妻のすぐとなり、ベビーベッドで静かに眠っている。

 とてもとてもか細い声で「ふわあぁぁ」と泣きだしたら、それはお乳をあげるタイミング。これがおよそ1時間程度の間隔で起きるから、けっこう忙しい。
 妻の乳腺はまだほとんど開発されておらず、お乳はほんの少ししか出ないが、吸われるうちにホルモンが分泌され、出がよくなってくるらしい。

 この日、生後ずっと閉じたままであった目がうっすらと開いた。キラキラと光る黒豆のような目は、まるで動物の瞳のよう。白目のスペースはほとんどない。

 抱き方を少し間違えたら、すぐにでも天国にいってしまうのではないか。それくらい、か弱く壊れやすい生き物のように思える。

2013年4月16日火曜日

誕生/生後0日・0か月目


 日齢0日、週齢0週、月齢0ヶ月目。

 2013年4月16日(火)午前5時46分誕生。
 身長49.0cm、体重2920g、胸囲30.5cm、頭囲34.5cm。
 性別:女。

 私は分娩室には立ち会わず、外の待合室で待機していた。うっすらと夜が明けはじめ、朝陽に街並みが照らされるころ、助産師さんが待合室のドアを開ける。

 「お父さん、おめでとうございます!女の子ですよ!」

 助産師さんの登場の仕方、表情、声色、セリフ、すべてがパーフェクト。出産機会演出のため、日頃から演技訓練でもしているのかと思うくらい、嬉しい気持ちにさせてくれた。

 生まれたばかりのわが子は、特に大きな声で泣くわけでもなく、時おり口元や手元がかすかに動くぐらい。皮膚の色は赤く、ところにより、青白くなっている。目は閉じていて、開かない。